近年、高齢ドライバーによる交通事故がテレビや新聞に掲載される機会が増えました。それに伴い、運転免許の自主返納が促される一方で、我々の生活に必需ともいえる自動車・運転免許を手放すことが出来ないという声もあがります。
　また、深刻な高齢化や、家族構成の変化により高齢者世帯・単身世帯の増加や、商店の大型化（広い圏域）に伴い小規模な地域の商店が減少するなど、様々な要因により地域での移動・外出支援の必要性が高まっています。
　そんな地域の課題を解決するためには公的サービスに加え、住民同士の支え合いで移動・外出支援（マイカーボランティア）の取り組みが重要であり、葛城市内でも実際に地域住民の支え合いで、これらの問題を解決する取り組みが広がってきております。

地域の高齢者の移動手段を確保することで、閉じこもり防止、介護予防、健康寿命の延伸、地域経済の活性化など様々な効果が期待できます。
しかしながら、移動・交通手段の確保のためには、道路運送法など法律的な問題もクリアする必要があります。
これらを踏まえ、地域の支え合いの一環として「移動・外出支援」を実施するための情報を1冊にまとめたガイドブックを発行しました。
（初版：2021,改訂版：2022,最新版：2023）

【ガイドブックは以下のリンクから】
◆移動外出支援ガイドブックR5-2

このような取り組みを、葛城市内各所へ広めるため、生活支援コーディネーターが地域での勉強会・出前講座（無料）の実施や、相談、立ち上げ支援、活動開始後のフォローまで伴走しながらお手伝いさせていただきます。
ご興味のある方は、お気軽に生活支援コーディネーターまでお声かけ下さい。

葛城市社会福祉協議会　
0745-48-3373
生活支援コーディネーター（田口、上田）